勝手連は「だいきパン」都議選へキックオフ集会
- 2021/5/12
- 都議選2021
目前に迫った都議選(6月25日告示、7月4日投票)で、日本共産党の予定候補を何としても押し上げようと、幅広い人たちの支援の輪が広がっています。東京スカイツリーがそびえる墨田区(定数3)では、4月17日にキックオフ集会が開かれ、伊藤大気(42)予定候補を応援する勝手連が立ち上がりました。オンラインを含めて50人が参加し、和やかな中にも前回(2017年)の雪辱を果たそうとの熱気ある集会となりました。

「勝手連の名前は『大気班。(だいきパン)』に決まりました」。司会者から集会参加者の投票で、多数を獲得した名称が読み上げられました。由来は伊藤さんの趣味がパン作り。それも職人の域にあるとの評判からです。シンボルマークも投票で決まりました。

伊藤候補は墨田区の市民と野党の統一候補として、幅広い支援を受けます。社民党を支持してきたという女性は「コロナは恐ろしい。命を守るためには伊藤さんに当選してもらわないといけない」とのべました。立憲民主党の木村たけつか東京第14区総支部長(元衆院議員)も駆けつけ、「真心からの熱気を感じます。野党共闘の議席を(墨田区で)奪還したい」とあいさつしました。
集会では、吉良よし子参院議員と伊藤候補とのトークライブが行われ、ブラック企業の問題や子育て・教育、新型コロナ対策、東京オリンピックなど、国政、都政を巡る問題について語り合いました。
伊藤候補とは旧知の仲という吉良議員は「聞く力があり、どんな小さな声も聞き逃さず、その声を政策にして都政に伝える力を持っている人。野党の代表として墨田区から都議会に」と呼びかけました。伊藤候補は「市民と野党の共同候補として、必ず都政に駆け上がる」と決意を表明しました。
参加者からは「職場で女性の働きづらさを感じているが、ジェンダーフリーを実践している伊藤さんに、ぜひ都議会で活躍してほしい」「命を大切にしない政治を変える大チャンス。墨田で勝って政権交代につなげましょう」など、熱い期待が相次ぎました。
勝手連事務局長の舩尾遼弁護士は「党派にかかわらず、当選のために頑張りたい」とのべ、宣伝活動への参加、ラインへの登録、SNS(会員制交流サイト)などでの発信などの行動を提起。「自民、公明、都民ファーストに議席を独占させないために勝手連を広げてほしい」と呼びかけました。
【東京民報2021年5月2日・9日合併号より】