〈一分 2021年7月4日号〉都議選が告示された6月25日、菅首相は党本部の出陣式でマイクを握っただけで、街頭演説に立ちませんでした…

 都議選が告示された6月25日、菅首相は党本部の出陣式でマイクを握っただけで、街頭演説に立ちませんでした。都民ファースト特別顧問の小池知事も、入院中で街頭に立たない、異例の選挙戦スタートです▼最大の争点の五輪について、菅首相は出陣式で、「万全の準備の中で開催を進める」と、開催ありきの姿勢です。コロナ対策では、自民党は各地で「ワクチン接種が切り札」と強調しています。ワクチン接種の促進は重要ですが、日本で国民の6割が接種を終わらせて集団免疫が獲得できるのは、早くても秋から冬。ワクチン接種が進んだ国でも、感染力が強いデルタ株によって感染拡大の波が起こっており、ワクチン頼みにせず、基本的な感染対策、とりわけ日本で遅れ続けている大規模検査をセットで進めることが欠かせません▼東京のコロナ感染の状況は、前週同曜日比で増となる日が連続し、感染拡大の波が迫っています。この状況で五輪を開いたら、何が起きるのか―五輪より命を、の共産党の訴えに共感が広がります▼都議選の結果は、過去にも国政に大きな影響を与えてきました。さらに、今回はコロナ禍のもと、都民の命、暮らしの行方に直結する選挙です。歴史的な選挙戦は、大激戦のまま4日、投票日を迎えます。

 

    東京民報2021年7月4日より

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