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フラッシュ@Tokyo 2021年7月25日号 木下氏 公選法違反の疑いも、共産党都議団 役員を選任、豊島・中野区 公共施設に生理用品、西東京市 学生に応援給付金など
木下氏 公選法違反の疑いも
都議選中に無免許運転で事故を起こし都民ファーストの会を除名された木下ふみこ都議に、公選法違反の新たな重大疑惑が浮上しています。赤旗日曜版7月18日号が報じたもの。
同紙によると木下氏は公職選挙法が禁じるネットの有料広告を選挙期間中に出していた疑いが判明。罰則は2年以下の禁錮又は50万円以下の罰金で、有罪が確定すれば当選無効になります。
また、ネット有料広告による公選法違反をめぐっては、同じ都ファ所属の伊藤悠都議=目黒区選出=も、一部報道で指摘されています。報道によれば、本人も認めているとのことです。
共産党都議団 役員を選任
日本共産党都議団は16日、新しい役員を選任しました。任期はおおむね一年間。
団長=大山とも子、幹事長=和泉なおみ、副幹事長=あぜ上三和子、政策調査会長=白石たみお、同代理=里吉ゆみ、同副会長=池川友一、尾崎あや子、とや英津子、米倉春奈。(米倉氏以外は再任)
豊島・中野区 公共施設に生理用品
豊島区では区役所や区民センター、男女平等推進センターの女性用個室14室、中野区では区役所の女子トイレ個室19室に、無料で生理用品を利用できるディスペンサー(取り出し器)を設置します。利用者は個室内に掲示されるQRコードから専用アプリをスマホにダウンロードし、ディスペンサーにかざすと生理用品を一個受け取れる仕組み。費用はディスペンサーのモニターの広告動画の収益を充てます。
西東京市 学生に応援給付金
西東京市は市独自に、コロナ禍で経済的に困窮している学生(大学、短大、高専4・5年、専門学校)を対象に、1人5万円の学生応援給付金事業を7月から実施。市内に住民票があり、国の給付型奨学金を受けている学生が対象で、7月19日から来年の2月28日までの間に、パソコンやスマートフォンからの電子申請と紙による郵送も受け付けます。
共産党議員団は「粘り強く求めてきた独自の学生支援策が実施となります。対象となる方はぜひご活用ください。更なる支援策実現へ引き続き頑張ります」としています。
江東区議会 音声認識のシステム
江東区議会本会議場に、ヒアリングループに続き、音声認識システムが導入され、7月9日の本会議から始動しました。マイクを通した発言が文字化されてモニターに表示されます。
聴覚障害者や難聴高齢者だけでなく一般の区民にも専門用語の多い質問などのやり取りを分かりやすく伝えることができるようになると、期待されています。
子どもの観戦 「これから次第」
小池百合子知事は16日の記者会見で、子どもの五輪観戦について、「コロナ対策をすることによって、子どもたちの思い出、現場で楽しめるということができるかどうかは、これからの流れ次第だ」との考えを示しました。バッハIOC会長が感染状況によって有観客開催を求めたことに関連した記者の質問に答えたもの。
都内の児童・生徒を観戦動員する「学校連携観戦」をめぐっては、コロナ感染や熱中症を心配する保護者らからの中止を求める声が高まり、無観客開催決定を受けて中止となった経緯があります。感染急拡大の最中での発言であり、都民の危機意識とのずれが問われます。
東京民報2021年7月25日号より