国保料 9691円の大幅値上げ 東京都 財政支援なしで算定〈2022年2月27日号〉

都に国保の負担を抑えるよう申し入れる共産党議員団ら=12月20日、都庁

 東京都は9日、2022年度の国民健康保険料について、一般会計から独自繰り入れを行わない場合、一人当たりの保険料を16万7042円とする算定結果を都国保運営協議会に示しました。21年度に比べて6.2%増、9691円の大幅値上げとなります。

広域化後、最大の金額

 都は22年度の加入者総3.1%減の 267万4000人、医療給付費総額を21年度から0.1%減(1人当たり3.1%増)の7865億円と見込みました。都は、これを元に加入者1人当たりの保険料を算定。自治体独自の一般会計繰り入れを行わない昨年11月時点の試算(1人9.41%増)より値上げ幅は抑えましたが、国保制度の運営を都道府県に広域化した18年4月以降、最大の値上げです。

 今回の値上げの試算には、国の激変緩和策(暫定措置や追加激変緩和)とともに、国の特例基金を活用した都の激変緩和策がとられていますが、都独自に財政支出しての軽減対策はとられていません。

 もともと重すぎる国保負担で、払いたくとも払えない加入者が増加しているもとでの大幅値上げ試算に対し、運営協議会では加入者代表の委員から苦言が相次ぎました。

 日本共産党の和泉なおみ都議は、区市町村が昨年、コロナ禍での医療費増を「国保料に転嫁することは避けるべきだ」と、都に財政支援を要請したと紹介。都が法人2税の大幅税収増を見込んでいることをあげ、「都として独自支援を行い、保険料を抑制すべきだ」と求めました。一方、自民党と都民ファーストの会の都議は独自繰り入れの解消を求めました。

関連記事

最近の記事

  1. 1面2面3面4面 紙面サンプルと、各面の記事紹介(Web紙面版は画面下部から購入でき…
  2.  「本音を言わせてください」―日本共産党の田村智子委員長が、総選挙中盤の1月30日に公開した動画で…
  3.  2025年1月に路線バスが発進直後に東久留米市の市道横断中の90歳女性をひいて死亡させた事故の刑…
  4.    トランプ米大統領が「領有する」と言い出したグリーンランドは、デンマークの自治領で面積は…
  5.  第38回「杉並・中野・渋谷多喜二祭」が2月22日、杉並区の座・高円寺2で開かれます(午後1時半開…

インスタグラム開設しました!

 

東京民報のインスタグラムを開設しました。
ぜひ、フォローをお願いします!

@tokyominpo

2022年2月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728  
ページ上部へ戻る