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都議会定例会 独法化強行へ 都立病院条例の廃止案 広がる抗議の声〈2022年2月27日号〉
- 2022/2/28
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都議会の第1回定例会が16日、開会しました。都は過去最大となる7兆8010億円の2022年度一般会計当初予算案など110議案を提案します。コロナ禍で都民の命の砦としてかけがえのない役割を果たす都立病院・公社病院の運営を7月1日から地方独立行政法人に移管するための都立病院条例廃止案も提案します。
都民から強い反対の声が上がっていますが小池百合子知事は開会日に述べた施政方針で、独法化について一言も触れませんでした。都庁前には独法化に反対する多くの人が集まり、「都立・公社病院を守れ」と声を上げました。
都議会では22日に小池知事の施政方針に対する各派代表質問、24~25日に一般質問が行われます。日本共産党からは、代表質問に米倉春奈都議が立ち、 都立・公社病院の独法化問題や新型コロナ対策、暮らしと営業の支援など都政の重要課題について、一般質問(24日)は、アオヤギ有希子都議が小児・周産期医療や病弱児への支援、自然保護、原純子都議が23区東部地域の水害対策や放課後等デイサービス、羽田新ルートなどについて質問する予定です(詳報は3月6日号)。
また都議会では、予算特別委員会を設置し、3月7~9日、22~23日に予算案を集中的に審議する予定です(最終日は討論、採決)。会期は3月25日まで。
〈東京民報2022年2月27日号より〉