フラッシュ@Tokyo 2022年4月24日号WEB版 人口推計、葛飾区の青砥橋にエレベータ、特養ホームなど
東京の人口 26年ぶり減少
総務省が15日公表した 2021年10月1日時点の人口推計によると外国人を含む総人口は1億2550万2000人で、前年からの減少数が過去最大の64万4000人となりました。減少は11年連続。東京も26年ぶりにマイナスになりました。
葛飾区 青砥橋にエレベータ
地域住民から切実な要望があった都道環状7号線の青砥橋(葛飾区)へのエレベーター設置が一歩前進しました。青砥橋が優先整備を進める6つの橋のなかの一つに位置づけられました。葛
飾区も東京都に働きかけていました
青砥橋は中川両岸を結ぶ長さ640メートルの巨大な太鼓橋。徒歩で渡る場合は数十段の階段の上り下りがあり、自転車の場合は8%勾配のスロープを150メートル押さなければなりません。「青砥橋にエレベーター設置を求める会」など、地域住民が署名運動などに粘り強く取り組み、共産党区議団も議会で要望してきました。
木村ひでこ区議は「住民の切実な声と署名が大きな運動となり、都・区政を大きく動かしました。一刻も早く実現ができるよう、引き続き住民の皆さんと力を合わせたい」としています。
江東区 特養ホームを新設
江東区は亀戸9丁目の都有地を活用して区内16番目となる特別養護老人ホーム(定員120人程度)を整備します。3月区議会に計画が示されました。2025年度の開設を予定しています。共産党区議団は、老老介護や仕事を辞めて親の介護をする人から寄せられる切実な声を受け、「公有地を活用し増設を」と、繰り返し求めてきました。
江東区では特養ホームへの入居を希望する1400人余りの区民が順番を待っています。12年両親の介護をしているという男性からは、「特養ホームは江東区では早くても2年近く待たなければなりません。特養ホームに入れるかどうかで、家族の人生が変わる。これが実感です」という声が寄せられています。
れいわ 東京選挙区によだ氏
れいわ新選組は11日、参院選の東京選挙区(改選数6)に、新宿区議の、よだかれん氏(50)を擁立すると発表しました。
よだ氏は、心と体の性一致しないトランスジェンダーであると公表しています。2019年の区議選で当選し、現在1期目。
維新 海老澤氏を擁立
日本維新の会は13日、参院選の東京選挙区に、大阪市議の海老澤由紀氏(48)を擁立することを明らかにしました。
海老澤氏は元プロスノーボーダー。2013年都議選に世田谷区、17年都議選に町田市からそれぞれ、維新公認候補として立候補し、落選。19年の大阪市議選で当選し、現在1期目。
〈東京民報2022年4月24日号より〉