ロシアはウクライナ侵略をやめ、直ちに撤退を―。清瀬市で4月23日、「ロシアの侵略・戦争ストップ!九条改憲ストップ ピースパレードin清瀬」が行われました。市民団体「みんなが主役市民の会 ―夢をかたちに―」が主催しました。

パレードを前に、市内中央公園で集会を開催。アニメーション監督の有原誠治氏、小林二男副会長が「力いっぱい戦争反対、ウクライナに平和を、憲法9条守れの声をあげていきましょう」と主催者あいさつ。「広島の有る国で」の作詞・作曲者であるシンガーソングライターの山本さとしさんが駆けつけ、歌声を披露しました。
幼い子どもを抱いた母親や高校生平和ゼミナールで平和活動に取り組む若い人たちの姿もありました。
スピーチに立った同市内の大学に通う佐合朗子さん(20)は、「悲しいことが毎日起こっている」と涙で声を詰まらせながらも、「罪のない人たちが殺されている。(平和のために)たたかわなくてはいけないという選択をしました」と発言。「国籍や人種に関係なく一人ひとりの命が大切です。ニュースを見ていて悲しい思いをすることも多いが、一人ひとりが幸せになるよう楽しく活動ができたらと思う」と語りました。
日本共産党の原のり子都議、清瀬市議団、無所属のふせ由女(ゆめ)市議も参加。原都議は「希望と平和を取り戻すために、みんなで声を上げましょう」と呼びかけました。渋谷桂司市長が「ウクライナに一日も早く笑顔が戻ることをお祈りもうしあげる」とのメッセージを寄せました。
参加者は集会会場から1時間ほどかけて市内をパレードし、市民にアピールしました。
〈2022年5月1日・8日合併号より〉