【書評】憲法と人権守る珠玉の記録 『自由法曹団物語―人間の尊厳をかけてたたかう30話』 自由法曹団 編

 自由法曹団とは、大正時代に労働争議の弾圧に対する調査団が契機となって結成された弁護士の団体です。

 2021年に100周年を迎え、記念として発行されたのが本書です。2002年に刊行した『自由法曹団物語―世紀をこえて(上)(下)』の続編で、主に21世紀に入ってからの20年間の裁判闘争や国民のたたかいが描かれています。

日本評論社 2021年
2530円 (税込)
じゆうほうそうだん 1921年に神戸における労働争議の弾圧に対する調査団が契機となり、結成された弁護士の団体

 物語となっていますが、つくりものでなく、そこには、憲法を守り、人間の尊厳・人権、暮らし・平和を守る真実の珠玉の記録が書かれています。

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