衆院議員リレーレポート*宮本徹*「国民の悲鳴に応えない政権」〈2022年6月12日号〉

 今国会、5回目の岸田首相との論戦、物価対策をただしました。物価高騰の中、政治がやるべきは、物価を引き下げること、そして物価に負けないように収入を増やすことです。

 小麦の政府売り渡し価格の引き下げ、消費税の緊急減税、最低賃金の思い切った引き上げ、年金削減の中止など、緊急に必要なことを財源とセットで提案しましたが、のれんに腕押し。世界では当たり前に取り組んでいることや過去の内閣でやったことがあることを示しても、理屈の通らない答弁を繰り返すばかり。岸田首相について、「野党の意見を聞いているように見えて、全然聞いていないんだよね」と安倍元首相が言っていたことを思い出しました。

予算委員会で岸田首相と論戦=5月27日

 どれだけ「聞く力」をアピールしても、企業団体献金にどっぷりつかった政権では、国民の悲鳴の声に応える手立ては取れません。

 岸田政権は、やるべきことをやらずして、決してやってはならないことに熱中しています。敵国攻撃能力の保有と大軍拡です。ウクライナ危機に乗じる形で、岸田首相がバイデン大統領に軍事費の相当な増額を約束し、予算委員会などでも自民・維新中心に軍拡の大合唱です。

 私は、大軍拡の財源について、岸田首相に何度もただしました。首相は、あいまいにして逃げようとしていますが、メディア報道も、私たち日本共産党の論戦に注目し、暮らしそっちのけで軍事国家を目指すのか、否か、が政治の熱い焦点になってきました。

 日本の岐路での歴史的な参院選です。反戦平和100年、日本共産党の頑張りどきです。

(日本共産党衆院議員)

東京民報2022年6月12日号より

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