港区議会は17日、羽田新飛行ルートをめぐって、住民説明会の開催を国に求める請願を採択しました。住民団体の「みなとの空を守る会」が請願したもの。区内の22の町会が賛同しています。請願は、国交省発行のパンフレットと、港区の意見募集に寄せられた意見に基づき、住民説明会の開催を求めています。
区の意見募集は区議会の請願採択を受けて21年11月から3カ月間、区民と区内勤労者を対象に行いました。守る会の分析によると、743件のうち87%が飛行に反対する意見で、騒音問題、ルートの見直し・撤回、飛行への恐怖・不安、国交省への不満などに関する意見が多く寄せられました。
〈東京民報2022年6月26日号より〉