山添氏 無党派・女性・20代で支持 参院選 報道にみる選挙結果〈2022年7月24日号〉

 10日投開票された参院選の東京選挙区(改選数6)で、日本共産党の山添拓氏(37)は、前回(2016年)より約2万票を上乗せし、68万5千票余りを得て、3位で当選しました。山添氏は、「憲法9条を生かした平和外交ビジョン」や男女賃金格差の解消、最低賃金の引き上げ、消費減税、学費の半減などを訴えました。勝因の一つに、こうした訴えが無党派層や若者に浸透したことがあげられています。各報道機関の調査に見ました。

無党派層でトップ

 共同通信の出口調査では、「支持政党がない」と答えた人(13.1%)のうち、山添氏に投票したと答えた人は13.2%と、トップ。2位はれいわの山本太郎氏が11.0%で、立民の蓮舫氏が10.0%と続きました。

20代で1位に

 朝日新聞の出口調査では無党派層(全回答者の18%)の11%が山添氏に投票したと答え、れいわの山本太郎氏の12%に次いで2位でした。また、同紙の年代別の調査では20代と70代以上で山添氏への支持が各14%、13%と最多でした。

女性の投票先でも

 NNN(日本テレビ系)が行った出口調査で、女性が支持した候補者のうち山添氏が朝日氏と並んで14%とトップでした。次いで山本太郎氏10%でした。また年代別では、10代11%、60代14%、70代以上17%の各年代で山添氏がトップでした。

1区1市でトップ

 山添氏の得票を自治体別にみると、中野区と清瀬市でトップでした。2位の自治体は、新宿、文京、品川、世田谷、渋谷、杉並、豊島、練馬の8区と三鷹、調布、小金井、日野、国分寺、国立、狛江、東久留米の8市でした。中でも杉並区はトップの朝日氏との差は132票でした。

東京の比例代表

 東京の参院選比例代表で日本共産党の得票は政党では5番目となる58万9421票(得票率9.3%)で、前回(19年)より約6万2千票、得票率で2.0㌽減となり、前回4位から後退しました(グラフ)。

 トップは約8万1千票増やした自民党で約195万9千票を獲得。2位が維新で約40万票を増やし前回5位から大きく前進。前回2位だった立民は、約25万票減らし、3位に後退しました(表)。

〈東京民報2022年7月24日号より〉

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