狛江市で定年後も再任用制度で公民館に勤務していた岩崎安男さんが、パワハラを受けた上に人事評価を恣意的に下げられた結果、雇止めになり、市に損害賠償を求めている控訴審で7月27日、東京高裁は岩崎さんの請求を棄却する不当判決を言い渡しました。
当日は50人余りの支援者が傍聴に駆けつけ、言い渡し後は岩崎さんを激励しました。
弁護団は最高裁に上告の手続きを行いました。岩崎さんは自分だけの問題ではないとして、「最後まで上司の顔色を見るのではなく市民の顔がみられるよう、まともな人事評価を求めてたたかう」と語っています。報告集会は9月24日、狛江市中央公民館で予定されています。
〈東京民報2022年8月28日号より〉