羽田空港の都心低空飛行新ルートの直下にあたる品川区の大井町駅で8月24日、飛行ルートの運用中止を求めて、市民と議員による共同宣伝が取り組まれました。
超党派の品川区議でつくる「羽田問題議員連盟しながわ」と、各地の市民団体が共同して開いたものです。品川、港、江戸川、大田などの住民団体や、市民団体の羽田問題解決プロジェクトのほか、政党からは日本共産党、立憲民主党、生活者ネットワークが参加しました。
市民と議員のリレートークで、日本共産党区議の石田ちひろさんは、「毎日のように頭上を飛び、ごう音に住民が苦しめられている。自民、公明の区議らは、その声をきちんと聞こうとしない。区民の声が反映される区議会を共同の力でつくろ
う」と訴えました。
羽田問題解決プロジェクトの大村究さんは、「3月に渋谷区で起きた氷塊落下について、国交省は詳しい調査を約束したのに、やろうとしない。調べれば、飛行機からの落下だとはっきりしてしまうからではないか。ルート撤回まで頑張ろう」と呼びかけました。