東京都 新変異株15件確認
東京都は新型コロナについて感染状況を分析するモニタリング会議を12日開き、オミクロン株の新たな変異株で、アメリカで急増しているXBB・1・5が都内で15件確認されたと明らかにしました。専門家によるとXBB・1・5は、アメリカ北東部で7割を占め、免疫をすり抜ける可能性が高く、感染力が強いとされています。
会議では新規感染者の7日間平均が1週間前の約1.3倍と増加し、年末前の水準に近付いていると分析。医療提供体制について、一般救急も含め搬送先が決まるまでに時間がかかるケースが増加し、「救急医療体制への影響は深刻化している」との報告がありました。
一方、16日の新型コロナの感染者は新たに4433人で、直近7日間平均の1日当たりの新規感染者数は1万333人で、前週比は69.2%。コロナによる死亡は31人と報告されました。15日は30人で、累計死者数は7245人となりました。また入院患者は4109人で、病床使用率は53.7%。累計感染者は418万1566人。
都議会 定例会2月15日開会
都の新年度予算案を審議する都議会第1回定例会は、2月15日に開会し、小池百合子知事が所信表明を行う予定です。
知事の所信表明を受けて、21日に本会議・代表質問、22・24日に一般質問が行われます。また、知事との一問一答による予算審議を行う予算特別委員会は3月7~9日、20、22日を予定しています。会期は3月24日まで。
横田基地 オスプレイ6機目
米軍横田基地に配備が進められている特殊作戦機CV22オスプレイをめぐって、2021年7月に横田基地に到着したオスプレイが、6機目の配備との認識を防衛省が示しました。基地周辺自治体への、防衛省北関東防衛局の情報提供で判明したものです。
これまで、このオスプレイについて、住民や周辺自治体の議員から「6機目の配備ではないか」という声が出されていましたが、防衛省は「米軍の運用にかかわる事項であるため、米側は明らかにしていない」と説明していました。しかし、12月8日に防衛省が周辺自治体に行った情報提供では「現時点で防衛省としては、6機目が21年7月に横田飛行場に配備されたものと承知している」との認識を示しました。
横田基地に米軍は、最終的に10機のCV22オスプレイを配備する計画です。
共産党都委 2月11日に演説会
日本共産党都委員会は2月11日(土)に、統一地方選に向けたオンライン演説会を開きます。
午後2時開始で4時終了予定。志位和夫同党委員長が訴えるほか、統一地方選の予定候補が勢ぞろいします。ライブ配信するほか、都内各地に視聴会場を設ける予定です。
東京民報2023年1月22日号より