府中市晴見町の東京農工大学など多くの教育施設が集まる地域で進む「霊連世協会」府中教会の建設工事をめぐり、市民らが4日、「『統一協会』系カルト集団は府中にいらない」と、市民パレードを繰り広げました。同協会の代表は、府中労働組合総連合(府中労連)の公開質問状に、統一協会を除名されたとしながらも、創設者の文鮮明氏を今も信奉する趣旨の回答をしています。
出発に先立つ集会で、パレードを主催した市民実行委員会の牧野勝共同代表は、「霊連世協会側は、地域に『共産党系の団体様が、この建物がカルト集団だというレッテルを張って、皆様の不安を煽り、建設の反対運動をしている』というチラシを配った。しかし、代表が信奉するという文鮮明は、統一協会のさまざまな反社会的行動の中心になってきた。そういう団体を、市民として許すわけにはいかない」と訴えました。
日本共産党、立憲民主党の市議があいさつしました。