路線バス 燃料漏れで運行も 運転士ら 田村参院議員と懇談〈2023年3月5日号〉

 首都圏を中心に路線バスを運行する京王バス、西武バス、神奈川中央交通、横浜市営交通の運転士らは2月21日、「路線バスの安全確保」をテーマに日本共産党の田村智子参院議員と懇談しました。これまで東京民報が報道してきた路線バスの運転士の乗務終了から次の乗務までのインターバル時間が8時間であり、睡眠不足での勤務が横行し事故が増加している問題のほか、懇談ではさらに現場での安全面での問題が告発されました。

安全な運行へ協力求める

田村議員に実態を訴える路線バス運転士ら=2月21日、千代田区

 西武バスの運転士からは「経費の削減が安全を脅かしている。削ってはいけない人員削減で問題が生じている」との事例が報告されました。同バスの自社内給油施設が併設されている営業所で、消防法により危険物取扱者(国家資格)の立会いでの給油が定められているのに、モニター監視だけで立ち合いが一切ないと告発。運転士が給油し運行する中で燃料漏れが1年半で10回以上発生し、消防車の出動も複数回あったと語りました。消防署から改善指導はあるものの罰則規定がないために、会社は対応する気がないようだといいます。

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