岸田政権が進める大軍拡に、夜間中学の関係者から反対の声をあげようと、26日に「夜間中学から戦争NO!の声をあげる集い」が開かれます。
全国で夜間中学の設置を求める運動を進める「夜間中学校と教育を語る会」が主催します。同会の澤井留里さんは「夜間中学で勉強してきた人たちのなかには、日本人でも、難民などで来た外国の人でも、戦争が起きていなければ、もっと早く勉強の場を持てたという人たちが、多くいます。戦争と夜間中学は切り離せない関係なのです」と話します。
当日は、昨年亡くなった作家の早乙女勝元さんが脚本を担当した絵本「三月十日のやくそく」などの紙芝居を、童心社の元社長の田中正美さんが演じます。その後、ジャーナリストの伊藤千尋さんが、直前まで訪問予定のコスタリカでの様子なども交えて話します。
26日(日)午後2時から、アクロスあらかわ1階ホール(荒川区・町屋駅10分)。入場無料。問合せ090(6549)6518 澤井。
東京民報2023年3月19日号より