統一地方選 共産党20自治体で全員当選 自公後退、維新が伸長〈2023年4月30日・5月7日合併号〉

 統一地方選の後半戦が4月23日投・開票(6区は翌日開票)されました。東京都では12区4市1町1村の首長選挙と21区20市2町4村で議員選挙が行われました。このうち、日本共産党は議員選挙に21区(定数合計817)20市(同485)2町(同30)1村(同6)で計197人を擁立し、162人が当選しました。20自治体で全員当選、4区2市で議席増があったものの、前回4年前と比べて合計で19議席の後退となりました。

4区2市で議席増

 日本共産党の当選者は区議選(立候補120人)で94人、市議選(同71人)で62人、町議選(同4人)で4人、村議選(同2人)で2人。4区13市2町1村で全員当選しました。議席増を果たしたのは新宿、世田谷、豊島、江東と武蔵野、八王子の4区2市。江東区は2議席を増やしました。

江戸川区議選で全員当選を喜ぶ当選者と原じゅん子都議(左端)ら=4月24日、江戸川区
支援者とともに勝利を祝う当選者=4月24日未明、八王子市

 一方、前回比で議席を減らしたのは12区で計18、7市で計8で、全体で26議席を減らしました。

御蔵島 占有率4割に

 大島町議選(定数14)で日本共産党は新人1人を含む3人が当選し、3議席を守りました。御蔵島村議選(同6)は無投票で2人が当選。立候補者が5人で定数に満たなかったために、共産党の議席占有率は40%になりました。

自民29議席減 公明も11議席

 岸田自公政権が暮らしを犠牲にして進める大軍拡、大増税への反発が強まるなか、自公の後退が目立ちました。区議選で前回5議席を減らした自民党は区・市で29議席の減、前回全員当選だった公明党も11議席を減らしました。中でも杉並区では自民党は6議席減で、公明も1議席減りました。練馬区では公明党の現職4人が落選しました。

 両区の投票率をみると、練馬区(有権者60万3766人)は前回41.65%から43.20%(1.55ポイント増)、杉並区(同47万1473人)は39.47%から43.66%(4.19ポイント増)と、いずれも伸びています。

 反自民の受け皿として前半戦で議席を大幅に伸ばした維新は、区議選で36議席、市部と合わせ52議席を増やしています。また、自民党の補完勢力も一定伸長。国民民主党は5議席を増やし、前回はなかった参政党は16議席を獲得。都民ファーストの会は19議席伸ばしました。

 立憲民主党は7議席伸ばし、122人が当選。れいわ新選組は21議席を獲得しています。社民党は11議席、生活者ネットは4議席の後退でした(表)。

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