〈一分 8月6日号〉世界気象機関(WMO)などは、今年7月が観測史上、最も暑い月になるとの見通しを発表しました…

 酷暑という言葉がぴったりの毎日が続いています▼東京では7月、最高気温35度を超える猛暑日が13日を数え、過去最高の日数となりました。これまで最高だったのは2001年の7日で、大幅な増加です▼世界気象機関(WMO)などは、今年7月が観測史上、最も暑い月になるとの見通しを発表しました。これを受け、国連のグテレス事務総長は7月27日の記者会見で、「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が到来した」と警鐘を鳴らしました。異常気象が「新しい日常」になりつつあるとも指摘しました▼世界的にも、異常な熱波が各地を襲っています。ヨーロッパでも、ギリシャで40度を超える気温が観測され、さらに山火事の被害も相次いでいます。WMOは、アジア地域では、2022年に洪水や干ばつといった、気象や気候、水関連の災害が81件起こり、5000人以上が亡くなり、5千万人以上が影響を受けたと分析しています▼世界の状況は、気候変動への対策が待ったなしの現実を示しています。温室効果ガスの削減に大きな責任を負う先進国の一員でありながら、石炭火力に固執し続ける日本政府。求められるのは、化石燃料から再生可能エネルギーへの転換など、意欲的な排出削減目標の設定です。

 東京民報2023年8月6日号より

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