〈一分 9月24日号〉「日本共産党の歴史には、順風満帆な時期、たんたんと成長した時期はひと時としてありません」…

 「日本共産党の歴史には、順風満帆な時期、たんたんと成長した時期はひと時としてありません」▼15日に開かれた創立101年記念講演会での、志位和夫同党委員長の言葉です。講演で語られた歴史の一部には、創刊から58年、再週刊化から15年を迎えた東京民報の歩みも重なります▼東京民報が創刊した1965年は、都政や都議会での汚職腐敗事件が相次ぐ一方で、人口が急速に集中した東京では教育や福祉、環境がなおざりにされていました。1967年の革新都政誕生を皮切りに、全国に革新自治体が生まれ、日本共産党は第一の躍進期を迎えます▼東京民報が再週刊化した2008年は、志位委員長が「試練の12年間」と呼んだ、国政選挙で共産党が勝利できなかった時期の最中です。さまざまな挑戦はあっても、東京選出の国会議員は衆参通じて笠井亮衆院議員一人の状況が続きました▼厳しい時期でも粘り強く続いた都民の運動、議会での論戦などを報じる中で、2013年の都議選が第三の共産党躍進を切り開きます。「私たちが体験してきた試練は、国民と共に不屈にたたかい、それをはばむゆがんだ政治を『元から変える』ことを掲げる革命政党であることの証し」―未来を開くたたかいの歴史は、現在進行形です。

 東京民報2023年9月24日号より

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