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- フラッシュ@Tokyo 2023年11月12日号 中野区議選訴訟 いさ氏が陳述、柿沢副大臣 区長選めぐり辞任、江東区長選 12月10日投票へ、ホームドア 都営全駅で完了へ、奥多摩町議選 大沢ゆかり氏を擁立
フラッシュ@Tokyo 2023年11月12日号 中野区議選訴訟 いさ氏が陳述、柿沢副大臣 区長選めぐり辞任、江東区長選 12月10日投票へ、ホームドア 都営全駅で完了へ、奥多摩町議選 大沢ゆかり氏を擁立
中野区議選訴訟 いさ氏が陳述
4月の中野区議選で日本共産党の、いさ哲郎区議の当選を無効とした都選挙管理委員会の裁決の取り消しを求めた訴訟の第1回口頭弁論が10月23日、東京高裁で行われ、いさ氏が陳述。「日本の社会では名字(氏)で呼び合うのが一般的。街頭で『いささん』とは呼ばれても『哲郎さん』と呼ばれたことはなく、都選管の判断は社会通念とは相いれず疑問がある」と訴えました。
裁判は区議選で、いさ氏と0.415票差で落選した次点者(参政党)が、いさ氏の当選無効を訴えたのに対し、都選管は8月、「いさしんいち」と記載された1票を無効として、いさ氏の当選を取り消していました。いさ氏は、投票の効力を巡る最高裁判決で「投票の記載を全体的に考察して判断するのが相当」としていることを示し、いさ氏への投票が有効だと主張しています。
裁判では、いさ氏が求めた票の数え直しが認められ、次回弁論(11月14日予定)で結果が明らかになります。訴訟の判決が確定するまでは、いさ氏は議員としての職務を継続します。
柿沢副大臣 区長選めぐり辞任
自民党の柿沢未途法務副大臣=衆院東京15区=は10月31日、4月の江東区長選で初当選した木村弥生区長の陣営が選挙期間中に公職選挙法に違反するインターネット有料広告を掲載した事件に関与した責任を取って辞任しました。
この事件に関連して日本共産党の山添拓参院議員は1日の参院予算委員会で、「区長は辞職されている。柿沢氏も議員辞職すべきだ」と指摘。岸田文雄首相に対し「自民党総裁としての総理の姿勢が問われる」と追及しました。
江東区長選 12月10日投票へ
江東区選挙管理委員会は31日、木村弥生区長の辞職に伴う区長選について、12月3日告示、10日投票で実施すると発表しました。
ホームドア 都営全駅で完了へ
都営地下鉄駅のホームドア整備が18日、西馬込駅(都営浅草線)での運用開始で、都交通局が管理する全駅で完了します。また、京成電鉄と共同で整備を進める押上駅も来年2月20日に完了を予定しており、これにより、すでに整備済みの三田線・大江戸線・新宿線と合わせ、都営地下鉄全106駅の整備が完了します。
視覚障害者の転落事故が絶えない駅ホームのバリアフリー対策として、障害者から設置の切実な要望が出され、日本共産党都議団も強く求めるなか、2000年度に営業中の路線として全国で初めて、三田線にホームドアが整備されました。
奥多摩町議選 大沢ゆかり氏を擁立
日本共産党都委員会は12日に投開票される奥多摩町議選(定数10)に、公認候補として大沢ゆかり氏(57)を擁立しました(7日告示)。大沢氏は現在2期目。今回から、定数が12から10に減ります。日本共産党は、「奥多摩病院を守れ」の声を都・国に届け、町民の願いを提案してきた大沢氏を3期目も議会に送ってほしいと訴えています。