東京都生活と健康を守る会連合会(都生連)は10月29日、北区で第61回大会を開催しました。都内39の加盟組織から役員・代議員が参加し、今後1年の運動方針を決め、方針実現の先頭に立つ役員を選出しました。
方針は2024年に行われる都知事選を見据えたもので、「都知事選に勝利し、都民が主人公の都政を取り戻そう」を柱に▽岸田政権の軍拡を阻止し、平和憲法を守ろう▽健康保険証の廃止を中止させ、マイナカードの強制をやめさせよう▽都営住宅の新規大量建設を実現させよう▽東京の新生存権裁判に勝利しよう▽地域と命を守るとりでの同会を大きくしよう―が軸になっています。
討論では「生活保護の啓もうポスターが作られ区施設や医療機関に掲示」(新宿)、「補聴器の区助成制度創設実現に請願署名で奮闘中」(目黒)など多彩な要求運動と成果の他、同会が中心となって取り組む「新生存権裁判の勝利」に向けての取り組みについて語られました。会長に窪田光(新)、事務局長に阿久津豊(新)の両氏を選出。
日本共産党の宮本徹衆院議員、曽根はじめ都議が激励と連帯のあいさつに駆けつけました。
東京民報2023年11月12日号より