2023年東京母親大会・第56回町田母親大会が12月16日、「9条のある国に軍備はいらない―響かせよう戦争反対の声を、実現しようジェンダー平等の社会を―」をテーマに町田市民ホールで開かれ、950人が参加。特別決議「ガザでのジェノサイドは許さない!誰のいのちも奪うな!日本政府は今すぐ即時停戦を呼びかけよ!」を採択しました。
全体会のオープニングは、西東京朝鮮第二幼初中級学校の児童・生徒による手話付きの歌と朝鮮舞踊で、かわいらしい姿に割れんばかりの拍手が送られました。12団体による運動交流がありました。
高千穂大学経営学部教授の五野井郁夫さんが「憲法・民主主義・くらし」と題して記念講演。「ガザ地区への攻撃やめろ」と街頭で訴える集会画像を紹介し、外に出て訴えることが大切だと強調。敗戦と平和憲法の関係や冷戦後の日本外交や安全保障などの歴史を紐解きました。
「沖縄」「SNS入門」「性教育」など7つの分科会と「緑と平和の芹が谷公園を訪ねる」などの2つの見学分科会がありました。今年の特徴は開催地、町田の子育て世代を中心に、「性教育」分科会を作ったことが挙げられます。グループに分かれ気軽に話せたことがよかったと好評でした。
東京民報2024年1月14日号より