自民政治 終わらせる大運動を 共産党都委が「都党会議」〈2024年1月21日号〉

大会決議案を討議した都党会議=7日

 日本共産党東京都委員会は7日、「都党会議」を都内で開き、第29回日本共産党大会(15~18日)の決議案を討議し、大会代議員を選出しました。都党会議は、共産党の支部選出の代議員などによって構成されます。

 報告に立った田辺良彦都委員長は冒頭、能登半島地震の大災害について述べ、「国民の苦難解決という立党の精神に立って、被災者支援に全力をあげよう」と呼びかけました。

 大会決議案の核心点について、この間の情勢の進展と支部での討議などを踏まえて報告。国内の政治情勢について、自民党は戦後最悪の金権腐敗事件で支持率急落が続き、政権末期の様相を呈している一方、財界、アメリカいいなりの自民党政治の歪みに正面からメスを入れる日本共産党の値打ちと役割が輝いていると強調。「今こそ強く大きな党をつくり、自民党政治を終わらせる国民的大運動で政治の夜明けを開こう」と訴えました。

 また、「人間の自由」こそ、社会主義・共産主義の目的であり最大の特質だと指摘。「利潤第一主義」から自由になることで、「人間の自由で全面的な発展」があるとする日本共産党の未来社会論の魅力が輝き、党づくりの新しい可能性を開いていると述べました。

 その上で、党大会の成功に向けた党勢拡大の大運動と、自民党政治を終わらせる国民的大運動のための具体的課題、都知事選(6月20日告示、7月7日投票)や、共闘でたたかう八王子、府中両市長選への取り組みなどを提起しました。

 報告を受けて活発な討論が行われ、最後に大会代議員を選挙によって選出しました。

東京民報2024年1月21日号より

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