〈一分 2024年4月14日号〉「公式の帳簿に記載しない自由に使えるように不正に蓄えた金銭」▼広辞苑による「裏金」の説明だといいます。日本共産党書記局長の小池晃さんが、ユーチューブの動画シリーズ「晃辞苑(こうじえん)」で紹介していました…

 「公式の帳簿に記載しない自由に使えるように不正に蓄えた金銭」▼広辞苑による「裏金」の説明だといいます。日本共産党書記局長の小池晃さんが、ユーチューブの動画シリーズ「晃辞苑(こうじえん)」で紹介していました▼政治に関わるキーワードを広辞苑で引きながら、楽しく分かりやすく語ろうという同シリーズ。小池さんは、自民党の裏金問題を、「まさに『不正に蓄えた金銭』、犯罪なんだよ」と断じ、リクルート事件やロッキード事件のように「悪い政治家に賄賂を渡して、政治をゆがめたというのではなく、自民党ぐるみでやっていた」と批判しました▼自民党は裏金問題をめぐって、39人の議員らを処分しました。すでに今回の問題で、党内の役職を降りている議員を「役職停止1年」にするなど、あまりに軽い処分です。最も重いのは、二人の議員に出された離党勧告ですが、過去に同党を離党した議員で、1年ほどで戻っているケースもあります▼なぜ裏金づくりが始まり、どう使われてきたのかなど、真相の解明がされていないため、処分の根拠もあいまいで、首相も処分対象とならないなど恣意的なものです。「処分するなら、自民党全員処分で政権を変えるしかない」―「晃辞苑」での小池さんの結論です。

 東京民報2024年4月14日号より

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