東京選出裏金議員 政倫審拒否が6人〈2024年7月7日号〉

 自民党の裏金事件は、都知事選・都議補選(いずれも7日投票)でも問われています。小池百合子知事は政治資金パーティーや企業団体献金を肯定する立場で、今回の都知事選でも裏金・自民党と頼り頼られる関係にあります。

 一方、蓮舫都知事候補は、同パーティー、企業団体献金をきっぱりと否定しています。

 政治資金パーティーを巡る裏金問題に関与した自民党議員ら73人は、政治倫理審査会(政倫審)への出席を拒否しています。政倫審では裏金議員の審査について自民党も含め全会一致で議決していますが、誰一人も出席に応じていません。

 今後の都政のあり方にとっても重大問題です。以下は東京選出の裏金国会議員です。

 政倫審への出席拒否している東京選出の衆参議員(氏名、不記載額、選挙区の順)

【衆院】▼萩生田光一 2728万円(24区)▼平沢勝栄 1817万円(17区)▼小田原潔 1240万円(21区)▼越智隆雄 84万円(比例)▼山田美樹76万円(1区)【参院】▼丸川珠代 822万円(東京)

 政倫審に出席し弁明した東京選出衆院議員

▼下村博文 476万円(11区)

東京民報2024年7月7日号より

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