都知事選で小池氏 得票74万票減らす〈2024年7月14日号〉

 7日投開票の都知事選で3選を決めた現職の小池百合子氏は291万8015票(得票率42.8%)を獲得しました。しかし、神宮外苑再開発の問題に見られる大企業との癒着疑惑や都政のブラックボックス化などへの批判が高まるなか、366万1371票(得票率59.7%)を獲得した4年前に比べ、得票で74万票余り、得票率で16.9ポイントも減らしました。

 一方、市民と野党の共闘が推した蓮舫候補は128万3262票で3位でしたが、前回、宇都宮健児候補が獲得した84万4151票から約44万票を増やし、率でも5ポイント前進しています。

 区市町村別に見ると、小金井市、東大和市、清瀬市、多摩市、日の出町、奥多摩町、大島町、檜原村、御蔵島村の4市3町2村で石丸伸二氏(前広島県安芸高田市長)を得票数で上回っています。

都知事選主要候補の得票数と得票率 

(当日有権者数11,349,278人 投票率60.62%)

東京民報2024年7月14日号より

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