〈一分 2024年7月14日号〉来たる衆院選、来年の都議選、参院選、さらにその先も…

 「真っ当な都政への選択肢を与えてくれた」(市民連合・菱山南帆子さん)、「新しい民主主義の形として、日に日にスタンディングする人が増え、種をまき芽が育った選挙だった」(辻元清美衆院議員)―都知事選の蓮舫候補の開票センターで、支援者が語った蓮舫氏への感謝のメッセージです▼過去最高の56人が立候補した今回の選挙。公営掲示板に、ほぼ全裸の女性のポスターを貼り出した候補者がいたり、選挙と無関係なポスターを大量に貼る政治団体があったり、選挙や民主主義のあり方も問われる選挙戦でした▼候補者同士の公開討論は告示前に一度、告示後に一度しかなかったのをはじめ、メディアにおける都知事選の報道も少ないなかで、蓮舫候補の政策を伝えるとともに、都知事選への関心を高めようと、全都に広がったのが駅前などでの「ひとり街宣」です。各地での自発的な動きを、インターネット上の地図に可視化する仕組みもつくられて無数に広がり、「新たな民主主義」の実践となりました▼選挙結果は残念なものでしたが、ひとり街宣などに取り組んだ市民からは「次は何をやる」と前向きな声が聞かれます。来たる衆院選、来年の都議選、参院選、さらにその先も…。民主主義を求めるたたかいは続きます。

   東京民報2024年7月14日号より

関連記事

最近の記事

  1.  参院選を控え、演説会やつどいで全国各地にうかがいます。移動中の食事で密かな楽しみは駅そば。先日は…
  2.  インターネット検索やスマートフォンなどで世界的なシェアを誇る巨大企業グーグル社(本社=米国、親会…
  3.  都立高校入試に英語スピーキングテストの活用中止を求める「春の市民大集会」が4月18日、都議会(新…
  4.  「都議会自民党」の政治資金パーティーを巡る裏金問題を受けて設置された都議会政治倫理条例検討委員会…
  5.  先日、支援者の女性から「前回の選挙の時に訴えたことを覚えていますか。私も高齢になり一人暮らしなの…

インスタグラム開設しました!

 

東京民報のインスタグラムを開設しました。
ぜひ、フォローをお願いします!

@tokyominpo

ページ上部へ戻る