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- 日本共産党委員長 田村智子の国政レポート 安心して政治を語れる空間を〈2024年9月8日号〉
風や空気に秋の気配、本格的な街頭宣伝の季節が始まります。8月25日、新宿駅東南口でJCPサポーターが対話宣伝を企画、私もシールボードを持って対話に参加しました。
山梨の中学生4人組、「裏金」「気候変動」「物価高騰」などシールを張りながら、「お菓子やジュースが高い」「暑すぎる」と対話に。「自民党政治に点数をつけるとしたら」に「岸田さんやめるんだよね」と言いながら、ゼロ点近くにシールが4枚重なりました。
50代の女性は「働きたいのに、年齢ではじかれる」。別の女性は「まじめに働いているのに生活が大変。どうしてこんな国になったのか。子どもたちはこの先どうなるのか」など話し出したら止まりません。「ちなみにこれまで選挙では?」と尋ねると「なんとなく、頼まれたから自民党」と苦笑い。
裏金、物価高騰、コメ不足、ジェンダー平等、どんなテーマでも自民党の政治がぼろぼろになっていることが、はっきりと示されています。総裁選挙でメディアが大騒ぎしても、政治が変わる希望は全く見えてこない、ここまで自民党を追い詰めた私たちの出番です。
対話宣伝、一緒にやってみませんか? 政治のなかみとともに、資本主義のままで良いのか、社会主義・共産主義とはどういう社会なのかも、国民の中で語りましょう。総選挙勝利に向けてはもちろん、安心して政治を語れる空間を私たちがつくり広げることに挑戦したい。政治を私たちが変える一歩を街角からつくりましょう。(参院議員・衆院比例予定候補)
東京民報2024年9月8日号より