共産党杉並区議団 物価高緊急対策を要望 〈2024年11月24日号〉

岸本区長(右から3人目)に要望書を手渡す共産党区議団=11日、杉並区

 日本共産党区議団は11日、独自に実施した住民アンケートの結果をもとにまとめた「深刻な物価高と税・各種保険料負担による生活苦への緊急対策を求める要望書」を、岸本聡子区長に手渡しました。

 アンケートは同区議団が定期的に実施しているもの。現在実施しているアンケートの中間まとめ(回答641通)では、昨年に比べて暮らし向きが「苦しくなった」「苦しい状況が続いている」との回答が合計で8割を超えました。物価高のもとで食費を削り、電気代を節約しているなど切実な声も多数寄せられました。

 区議団は「大多数の区民が生活苦に直面するというかつてない事態が浮き彫りになった」として、区長に対し政府に緊急対策の実施を要望するとともに、区として「最大限の対策を実施」するよう求めています。主なものは▽プレミアム商品券の発行▽低年金の区民への給付金支給▽区内中小企業への光熱費高騰分の助成▽家賃助成▽就学援助の拡充や通学交通費への支援▽出産・育児支援▽年末年始の相談体制の強化ーなど。

東京民報2024年11月24日号より

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