日米のオスプレイ飛行を一時停止に 墜落事故と同問題が発生か〈2024年12月22日号〉

 米軍は6日から、垂直離着陸機オスプレイ全機の飛行を順次、一時的に停止しました。オスプレイの開発を担当する米海軍航空システム司令部が6日に一時的な飛行見合わせを勧告したことを受けたものです。

 防衛省から横田基地周辺自治体への情報提供によると、米海兵隊は6日から96時間、一時的に見合わせたうえで飛行を再開。空軍は6日から、海軍は9日から飛行を見合わせているといいます(13日現在)。

 陸上自衛隊も10日、保有するオスプレイ17機を当面、飛行停止すると発表しました。

 AP通信などの報道によれば、勧告は11月20日、米西部ニューメキシコ州のキャノン空軍基地で発生したCV22オスプレイの事故を受けてのものです。

 昨年11月に鹿児島県の屋久島沖でCV22が墜落した際と、同じ不具合を示す警告が離陸直後に出たといいます。屋久島沖での墜落事故を受けて、米軍は警告が出た際はすぐに着陸するよう乗員に求めており、墜落が防がれたと報じています。

 米空軍が8月に公表した屋久島沖での墜落事故についての報告書は、ギアボックスの内部で歯車が破断し、破片で別の歯車が摩耗してエンジンからプロペラに動力が伝えられなくなり、事故が起きたとしています。

 ただ、なぜ歯車が破裂したのかという根本的な原因は不明のままでした。

 同事故を受けて、米軍はオスプレイ全機を飛行停止にしたものの、今年3月に解除していました。それからわずか9カ月で再び、飛行停止に追い込まれました。オスプレイが、深刻な欠陥を抱えており、運用不可能であることを示しています。

東京民報2024年12月22日号より

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