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フラッシュ@Tokyo 2025年1月12日号 PFAS汚染 徹底調査を申し入れ、都が推計 巳年生107万人、都内新成人 11万7千人で横ばい、都モニター 「防災」が最多
PFAS汚染 徹底調査を申し入れ
米軍横田基地(東京都福生市など)で起きたPFAS(有機フッ素化合物)汚染水流出問題を巡って予定される、日米地位協定に基づく立ち入り調査とサンプリング実施を前に日本共産党都議団は12月23日、徹底した立ち入り調査を行うよう小池百合子知事宛てに申し入れました(写真)。
この問題は昨年8月30日の豪雨時に、同基地の消火訓練エリアからPFOS(発がん性物質PFASの一種)を含む水4万8000リットルがあふれ、一部が雨水排水溝から基地外に出た可能性が高いとされるもの。同月20日には防衛・外務・環境各省と都、基地周辺6市町が基地に立ち入り、米側から説明を受けました。
申し入れは尾崎あや子、アオヤギ有希子、原のり子の各都議が行いました。調査やサンプル採取について①都議の立ち会いを認める②立ち入り調査、サンプル採取を米側単独ではなく国・都・周辺市町との協議で行う③8月の流出だけでなく過去の汚染水漏出も調査する④調査の情報を全て都議会、都民に明らかにするーことを求めました。
都市整備局の担当者は「地元と今後とも検討し、連携してすすめていきます」と答えました。
都が推計 巳年生107万人
今年の干支、巳年生まれの都民は107万4000人。東京都が住民基本台帳人口(日本人人口)を基に推計しました。
都によると男女別では男性52万5000人、女性54万9000人。出生年別でみると、昭和52(1977)年生まれ(今年48歳になる人)が20万3000人で最多で、昭和40(1965)年生まれ(同60歳)が19万5000人と続きます。
都内新成人 11万7千人で横ばい
東京都によると今年、成人を迎える東京都の20歳人口(2004年生まれ)は、11万7000人で、前年と比べ横ばいでした。住民基本台帳人口(日本人人口)各年1月1日時点における東京都の20歳人口の実績値(今年は推計値)で、男女別では男性5万9000人、女性は5万8000人。
ピーク時の1968(昭和43)年と比べると、約3分の1に減少しています。
都モニター 「防災」が最多
東京都が取り組むべき課題を尋ねたところ「防災」が53.9%と最も高く、以下、「少子化・虐待防止などの子供対策」(37.6%)、「治安対策」(36.5%)と続きました。東京都は12月25日、居住意向や都政の満足感、東京都が取り組むべき分野などについて尋ねたインターネットによるアンケート結果を公表しました。
「関心を抱いた都政の出来事」(23年10月~24年9月)を聞いたところ、「震災など防災対策、災害支援に関すること」(28.0%)が最も高く、以下、「選挙に関すること」(25.1%)「子育て・保育・児童虐待に関すること」(22.9%)などと続きました。
東京民報2025年1月12日号より