街角の小さな旅(53) 東大総合研究博物館と本郷界隈 蓄積された300万超の標本〈2025年1月12日号〉

東京大学総合研究博物館

 東京大学総合研究博物館本郷本館は本郷キャンパスの南端、懐徳門を入ったところにあります。(最寄り駅・地下鉄本郷3丁目駅)

 博物館の前では、「沖ノ鳥島岩塊」と「伝アインシュタイン・エレベーター昇降装置」のモニュメントが迎えてくれます。瀟洒しょうしゃな建物の博物館に足を踏みいれると高い天井から床まで通路の壁一面の資料棚が並び、その中にびっしりと白亜紀アンモナイト化石、縄文時代人骨、シーボルトの鉱物標本、西アジア各地の土器、南アメリカ大陸先史美術工芸品など多岐にわたる「学術標本」が陳列されています。

 博物館は「ミュージアム活動の領野の拡大と先駆性の追求」を使命に掲げ、専門分野として動物学、人類学、考古学、美術史、建築史、情報工学など多岐にわたる分野をカバー。1877年の大学創設以来、蓄積されてきた300万点を超える各種の「学術標本=モノ」が収蔵されています。

 3月7日まで「異形の美学 ー菱川法之博士 究極のチョウ&アンモナイトコレクション」を特別展示。

 また、キャンパス内には160余年にわたる医学部附属病院の業績、歴史を展示している健康と医学の博物館や農学生命科学研究科所蔵の貴重な資料を展示している農学資料館などがあり誰でも見学できます。

博士とハチ公像

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