都議会自民党「中抜き」は組織的 共産党都議団 内部文書入手し会見〈2025年2月2日号〉

自民党の内部文書を示して記者会見する都議団=2025年1月22日、新宿区

 「都議会自民党」が政治資金パーティーの収入を政治資金収支報告書に記載していなかった事件を巡り、日本共産党都議団は1月22日、都庁で記者会見を開き、同会派の内部文書を入手したと発表しました。「裏金づくりの方針が組織的に徹底されていた証拠で、極めて悪質だ」と批判しました。

 発表した文書は「“飛躍のつどい”について」で、2019年10月21日の自民党総会で幹事長(当時)が都議に説明した内容を記した文書(写真下)。総会の2か月後に予定されていた政治資金パーティー「飛躍のつどい」について、現職都議に1人当たりパーティー券(1枚2万円)100枚を配布し、うち50枚分(100万円)を同年11月29日までに会計担当職員(政治資金規制法違反=虚偽記載=で略式起訴)に持参するよう指示。100枚を超えた収入分は、「半分を納入していただきます」とし、会派側と折半にする旨、記載されています。

 会見で白石たみお政策調査会長は「自民党は会見で『ずさんな管理』と言ったが、パーティー券を100枚売っても、納入は中抜きして50枚分とするなど、裏金づくりの方針が組織的に徹底されていた証拠で、極めて悪質だ。(収支報告書の)修正で済む問題ではない」と厳しく批判。「いつから裏金の運用が始まり、誰がいくら(裏金を)つくり、どこに保管し、何に使ったのか、全て明らかにすべきだ」と強調しました。

東京民報2025年2月2日号より

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