【国政リレーレポート】宮本徹*共産党村議の足跡が施策や営みの各所に〈2025年2月9日号〉

建設中の岸壁で、黒田議員と

 先月末(27〜29日)、東京の離島、御蔵島と八丈島にうかがいました。

 御蔵島は人口約300人、定数6の村議会に黒田正道さんと砂原奈美子さんの二人の日本共産党議員がおり、深い信頼を得ていて、村の施策や営みのいたるところに日本共産党村議の活動の足跡があることに感動しました。

 ヘリを降りて、まず、村長にごあいさつ。こどもの数の減少が見込まれる中、独自の子育て支援を手厚く拡充していますが、平地がない島で住宅が足りないことがボトルネックになっています。事業費が大きく膨らんでいる村役場の建て替えは見送り、用地造成に多額な費用がかかる住宅確保を優先しているそうです。また、冬は船の就航率が極めて低いため、2つ目の岸壁を建設中ですが冬は工事できないこともあり、あと10年はかかるようです。財政的な支援が必要です。

 お二人の案内で、社会福祉協議会や診療所、学校、商店、産業センター、観光協会などを訪問、懇談会には村議会議長も来てくれました。介護人材や教員の確保、インボイスの負担など国政の歪みからの要望もたくさんうかがいました。

 八丈島では町営病院を訪問したり、ミニ集会をおこなったりしました。八丈島、御蔵島、双方で共通して多くうかがった要望が医療のことでした。離島では対応できない疾患は、出島して都心などの大きな病院で治療を受けますが、そのたびに交通費や宿泊費の負担がかさみます。更なる支援が必要です。命と健康を守る上で5G技術の活用など遠隔診療の拡充へ突っ込んだ支援も必要だと感じました。(日本共産党前衆院議員)

東京民報2025年2月9日号より

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