【コラム砂時計】管理ミスが大渋滞に 〈2025年5月11日号〉

 

 

 毎年、ゴールデンウイークで高速道路の渋滞が話題になる。NEXCO東日本など高速道路各社は、4月26日から5月6日までの12日間で10㌔以上の渋滞が、首都圏の上下線合計で196回、最長45㌔に達すると見込んでおり、この期間のノロノロ運転は利用する側も織り込み済みだろう。

 だが1カ月前の4月6日から7日にかけて、中央高速、東名高速で発生した渋滞は想定外の出来事だった。これを受けてNEXCO3社は4月22日、危機管理検討委員会を開き、対応策を検討した。その報告書によると、38時間に及んだ大渋滞は、NEXCO中日本が、深夜料金割引の見直しに向けてシステム更新中にデータが破損したことが原因だった。

 ETCシステムの障害は1都7県106カ所で発生、2㌔を超える渋滞が10カ所以上に及んだ。そのため、NEXCOは急きょ、ETCバーを開放して車を通過させる措置をとった。

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