フラッシュ@Tokyo 2025年7月20日号 参院選 毎日が投票日/参政・神谷代表 治安維持法を正当化

参院選 毎日が投票日

 今回の参院選投票日の20日は3連休の中日です。各党・陣営とも期日前投票を呼びかけています。棄権防止のために期日前投票を勧めることは自由にできます。

 期日前投票は、当日に用事があるなど一定の事由に該当すると見込まれる有権者ならだれでも利用できます。各自治体が設ける「期日前投票所」で投票が19日まで、原則、午前8時30分から午後8時までですが、投票所によって異なる場合があります(入場券など自治体からの案内を忘れても投票はできます)。

 比例代表も選挙区も1票を争う大激戦です。日本の未来を託す大事な1票が無駄にならないよう「毎日が投票日」の期日前投票を活用するよう、周りの方にも呼びかけましょう。

投票は2回

 投票は選挙区選挙と比例代表選挙の2回あります。

 1回目は投票用紙に候補者名を1人書いて投票します。2回目は投票用紙に政党名1つまたは比例代表の候補者名1人を書いて投票します。

参政・神谷代表 治安維持法を正当化

 参政党の神谷宗弊代表は鹿児島市での街頭演説(12日)で、「悪法、悪法だっていうが、それは共産主義者にとって悪法でしょうね。共産主義を取りしまるものですから」などと述べ、戦争に反対する言論を弾圧対象とする、「希代の悪法」を正当化しました。神谷氏は、この発言が批判されると、SNSで同法に賛同は「ウソだ」と反論。しかし同法がつくられた背景に「共産主義者の過激な運動があったことが否定できない」とも述べ、治安維持法を肯定していることを自ら裏付けています。

 治安維持法は戦前、天皇が絶対的な権力をもつ政治体制「国体」の変革を掲げ結社することを極悪犯罪とし、死刑を科しました。天皇制打倒、国民主権を掲げ、侵略戦争に反対する日本共産党を最大の弾圧対象としました。

 その後、弾圧対象は「目的遂行」として体制変革に協力する行為にまで拡大され、特高警察は弾圧の対象を労働組合や社会民主主義者、多くの文化・知識人、宗教団体まで広げ、国民を監視。自由と民主主義を抑圧し、戦争に反対する声を封じました。

 戦後、国民主権と基本的人権の保障をうたった憲法のもとで、治安維持法は当然ながら廃止されました。神谷氏の発言は、共産主義だけでなく民主主義と人権尊重を根底から否定する暴論です。同時に神谷氏は「『スパイ防止法=治安維持法』と決めつけて、国家の安全保障の議論を封じ込めるのは違う」などとも述べ、治安維持法を現代に甦らせる危険な先導役としての姿が浮き彫りになりました。

東京民報2025年7月20日号より

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