困難を極めた戸籍の再編 沖縄戦とハンセン病で講座〈2025年12月7日号〉

 国立ハンセン病資料館(東村山市)で11月30日、「ミュージアムトーク2025特集 戦争とハンセン病」の第1回講座「沖縄戦と愛楽園」が行われました。「焼失した戸籍を再編させた愛楽園の人々」と題して、国立療養所沖縄愛楽園交流館(沖縄県名護市)の鈴木陽子学芸員が講師として登壇しました。

講演で話す鈴木氏=11月30日、東村山市

 第二次世界大戦で唯一、地上戦を経験した沖縄のハンセン病療養所である愛楽園も戦火を逃れられず戸籍が焼失。米国統治下での戸籍再製などについて語られました。

 鈴木氏は沖縄独特のトートーメー(位牌・いはい)と家(ヤー)の承継などの祖先信仰の説明に始まり、ハンセン病がタブー視される中で発症により存在しないこととされたり、隔離小屋をつくられて隠された患者の状況などが説かれました。

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