都が痴漢実態調査 周囲行動で「止まる」9割〈2025年12月28日,1月4日合併号〉

 女性の2割弱、男性の1割弱が、ここ1年で痴漢の被害にあった―。東京都が12月12日公表した痴漢被害実態把握調査の結果で分かりました。

 被害にあった時期を聞いたところ、新学期・新年度の4・5月が27・8%と最も多く、次いで3月の12・9%、7月の12・2%でした。被害(電車内)にあった時間帯は「朝の通勤・通学時間帯」が63・5%と最も多く、中でも7~8時が35・8%と最多で、8~9時が20・9%と続きました。

痴漢に遭った時期は
4、5月が最も多い

 被害(電車内)に遭った際の行動について、45・0%(前年比6・6ポイント減)が「痴漢被害直後に誰にも連絡などしていない」、37・9%(同1・2ポイント減)は「我慢した・何もできなかった」としています。

 一方、被害時に周囲の人の27・4(同3・6ポイント増)が「被害に気が付き」、そのうち51・0%(同0・7ポイント減)の人が「助けてくれた」と答えています。さらに被害時に周囲の人が行動してくれた場合、痴漢被害の94・7%が「止まる」ことが分かりました。

 調査は1都3県(埼玉、千葉、神奈川)在住の16~69歳の人1万1959人(男性5211人、女性6695人、その他53人)からウェブで回答(25年8月1日~8月27日)を得ました。

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