憲法を守る声をあげよう 官邸前で市民団体が行動 学生「教育を改憲の材料にするな」〈2026年3月8日号〉

 「憲法改正に挑戦」と改憲を推し進めようとする高市政権に対して、2月27日夜、「戦争させない・9条を壊すな!」の実行委員会と市民団体「WE WANT OUR FUTURE」が呼びかけた抗議行動が首相官邸前で行われ、オンライン含めて約4000人が参加しました。日本共産党の吉良よし子、山添拓の両参院議員も参加しました。

 同会の菱山南帆子氏がマイクを握り、「平和主義・立憲主義・国民主権を掲げる日本国憲法のもと、日本は80年間、交戦国となることはなかった」と強調。「『基本的人権の保障』を実現していくために、今こそ共に声を上げよう」と熱く呼びかけました。

憲法を守れと声をあげる参加者=2月27日、千代田区

 名古屋学院大学教授で憲法学者の飯島滋明氏が2月8日に投開票が行われた衆院選の結果や高市政権の憲法をめぐる動向について見解を述べました。

飯島氏は、「現在の選挙制度では死票が多く、民意を正確に反映しているとは言い難い」と指摘。

 さらに、高市政権が強行した衆議院の解散について、「合理的な理由のない解散権の行使であり違憲に他ならない」と批判。スパイ防止法についても「戦争に反対する市民を監視し、取り締まる目的。人権侵害であり到底許されるものではない」と断じました。

 また、「民意を反映させない憲法改正は許されない」と糾弾しました。

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