【読書 今月の本棚と話題】歴史に学ぶ今日の課題と展望 『新 戦後日本史―社会変革への挑戦』山田敬男 著〈2026年3月15,22日合併号〉

 総選挙の結果、憲法9条改悪など「戦争国家づくり」を進める戦後最悪の危険が生まれています。

 これを許さない為にどうしたら良いのでしょうか。本書はその課題と展望をしめしてくれます。

 本書は、働く民衆、市民の立場に立って、歴史における社会運動の役割にこだわり戦後の日本の歴史の真実を明らかにしています。

学習の友社 2025年
2400円+税
やまだ・たかお 1945年生まれ。現代史家・労働者教育協会名誉会長。『新版 社会発展史―現在と未来をみとおす確信を』など著者多数

 第一章は「第二次世界大戦と一五年戦争」となっていますが、極めて卓見です。

 戦前の日本の過ちをくり返さないということが戦後の大切な精神的基盤なのですが、それがいま大きく崩されようとしているからです。戦後史をとらえる上で、まず戦前の日本の真実をつかむことがいま大切になっているのです。

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