【都議会予特論戦特集】大山都議 生活の厳しさ受け止めよ 障害者福祉手当増額求め〈2026年4月5日号〉

 都議会は3月24日、予算特別委員会のしめくくり総括質疑を行いました。日本共産党からは大山とも子都議が立ち、冒頭、小池百合子知事が予算編成方針で「所得環境が改善」したとの都民生活の実態とかけ離れた認識で編成したとし、「予算編成の基本姿勢が間違っている」と強調。「『都民の暮らし支援』に軸足を置いて『生活できる東京』を目指す立場から質問」すると表明しました。

 最初に取り上げたのが、障害基礎年金や福祉手当、福祉作業所のわずかな工賃で暮らす人が多い障害者の生活です。都の「障害者の生活実態」の調査でも、年収200万円未満は身体障害者の約6割、知的障害者と精神障害者は約8割、難病患者は約5割に上っています。そうした中、障害者福祉手当(月1万5500円)は30年間上がっていないと指摘しました。

30年間、障害者福祉手当が上がってないグラフを示し小池知事(手前)を追及する大山都議=3月24日、都議会

 小池知事は障害者への支援の重要性について「どんなに障害が重くても、安心して暮らせる社会を実現するには、障害のある方の生活を支えるサービスの充実は必要」との認識を示しました。

 かつて同手当は毎年増額されてきましたが、1997年度から据え置かれる一方、消費税は3%から10%に増税され、社会保険料の負担増、高い物価上昇が続いてきました。大山都議は「理髪店にはずっと行っておらず、自分で髪を切る。服も穴が空くまで着て、新しい物は買わない」という視覚障害者の声を紹介し、「障害者の生活の厳しさを受け止め、福祉手当を増額すべきだ」と求めました。

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