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- 〈一分 2026年5月17日号〉 大西洋を航行中に「ハンタウイルス」に少なくとも6人が感染したことが判明したクルーズ船が、スペイン領カナリア諸島に到着しました。…
〈一分 2026年5月17日号〉 大西洋を航行中に「ハンタウイルス」に少なくとも6人が感染したことが判明したクルーズ船が、スペイン領カナリア諸島に到着しました。…
大西洋を航行中に「ハンタウイルス」に少なくとも6人が感染したことが判明したクルーズ船が、スペイン領カナリア諸島に到着しました。150人の乗員や乗客は順次、下船して特別機で帰国の途につきます▼ネズミなどのげっ歯類のフンや尿を含んだホコリを吸い込むなどして感染するハンタウイルスによる感染症は、日本でも流行性出血熱などの名で知られていたといいます。韓国の研究者が1970年代、ネズミから原因となるウイルスを明らかに。ネズミが捕獲された河川の名前から、ハンタウイルスと命名されました▼一部のハンタウイルスは人間同士の濃厚接触でも感染するものの、ヒトからヒトへの感染は、まれで、大規模な感染の可能性は低いとされています。その一方、治療法やワクチンは確立されておらず、警戒も必要です▼気候変動や森林破壊によって、新たなウイルスが広がりやすくなっているとも指摘されます。狭い空間に人が密集して世界を旅するクルーズ船は、感染症が広がりやすい環境でもあります▼今回の感染の広がりに、コロナ禍初期のクルーズ船での集団感染を連想した人も多くいたでしょう。正しく恐れながら、次のパンデミックに備える重要性を、改めて社会に思い起こさせています。
東京民報2026年5月17日号より










