特別区で働く非正規公務員(会計年度任用職員)について、病気休暇の有給化が全23区で実現したことが、東京公務公共一般労働組合の調査で明らかになりました。同労組は、全区での実現は重要だとしたうえで、自治体間の格差の解消や、日数の底上げが必要だとしています。
2025年に国の非正規公務員(期間業務職員)の病気休暇の有給化が実現され、都内でも広がっていることから、組合として23区の状況を調査したものです(表)。

昨年度まで病気休暇が無給などだった5区で、今年度から有給化が実現したため、全区での実施となりました。
その一方、日数は3日から15日まで自治体による大きな差があり、同労組の原田仁希書記長は「正規職員と同等の90日をめざすと同時に、日数が少ない自治体の底上げで、自治体間の格差を埋めていく必要がある」としています。
また、付与日数の考え方では、違う疾病にかかった場合はそれごとに有給がとれる場合と、1年を通して通算で決められた日数しかとれない場合があります。疾病ごとの計算なら、1年間で2回違う病気にかかった場合は、有給を2倍取得できることになります。同労組は、こうした制度の自治体間の差を、より職員に有益な形で改善することも課題だとしています。
東京民報2026年7月19日号より









