芸能の殿堂、早く再開場を 国立劇場 閉鎖3年で市民団体要請 吉良氏「演者、市民と力合わせ」〈2026年7月26日号〉

 日本伝統芸能の殿堂とも言われる国立劇場(千代田区)が2023年10月末に閉場して3年近くがたった今も、再開のめどが立たない問題で「国立劇場の早期再開場を求める会」は16日、国会内で、日本共産党の吉良よし子参院議員と懇談しました。

求める会の人たち(手前側)と懇談する吉良氏(正面右から2人目)=16日、千代田区

 国立劇場は歌舞伎、文楽、日本舞踏、雅楽、邦楽、演芸など伝統芸能の公演、継承と人材育成の拠点として、民間では実現困難な国立ならではの事業に取り組んできました。政府は「開場から60年近くが経ち、老朽化が進むとともに、設備の在り方自体も時代に合わないもの」になったとして、20年に再整備を決定。

 文化庁や日本芸術文化振興会などでつくるプロジェクトチーム(PT)は巨額の費用を賄うためとして、民間の資金やノウハウを生かすPFI方式を導入し、民間が建設・運営するホテルなどの収益施設を併設する計画としました。

 ところが建材資材や人件費が高騰する中、事業者を決める入札が22年、23年の2度不成立となり、今も決まらずにいます。PTは、会場予定を当初の29年度から33年度に4年先延ばしせざるを得なくなりました。

 この事態に、日本芸能実演家団体協議会は「伝統芸能創造と継承に致命的な打撃を与える」、日本舞踏協会は「コロナ禍に続く打撃」など、伝統芸能団体は危機感を強めています。

計画を見直して

カテゴリーから探す

記事を掲載時期から探す

最近の記事

  1.  世田谷区を拠点に活動する劇団レクラム舎が、8月13日~16日、新作の舞台『空襲の部屋』を公演しま…
  2.  戦争と弾圧の時代に、反戦平和と女性労働者の権利を掲げ、24歳で命を落とした飯島喜美。その生涯を描…
  3.  私たちは「人権」という言葉をよく聞き、用いますが、この社会で人権は本当に守られているのでしょうか…
  4.  多摩レイクサイドFMで「宮本徹のざっくばらん」という、市民のみなさんとの対談番組を始めて5年にな…
  5.  オスプレイ反対東京連絡会は20日、豊島区のラパスホール(東京労働会館7階)で定期総会を開きます。…

インスタグラム開設しました!

 

東京民報のインスタグラムを開設しました。
ぜひ、フォローをお願いします!

@tokyominpo

2026年7月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  
ページ上部へ戻る
通知を有効にしますか? はい いいえ