〈コラム 山添拓 未来を拓く〉日常の延長に反戦平和〈2026年8月30日号〉
- 2026/8/29
- 国会議員コラム
6日、9日、15日―戦争と平和に向き合う機会が否応なく続くのが日本の8月の特徴です。そして高市首相は、そのすべてて物議を醸しました。広島、長崎では非核三原則の「見直し」をにおわせ、終戦記念日の戦没者追悼式では「二度と戦争を繰り返さ『せ』ない」と「せ」を挿入して責任転嫁。加えて侵略戦争を美化し正当化する靖国神社への「遥拝(ようはい)」で、歴史修正の立場もわざわざ誇示しました。憲法9条をもつ、唯一の戦争被爆国の首相にふさわしくないことはいよいよ明らかです。
ではどうやって辞めていただくか。やはり一人ひとりの声と行動にかかっています。

私が所属する自由法曹団東京支部が毎年行うサマーセミナーに、今年は国会前アクションで中心的な役割を果たすeriさんをお招きし、「気候アクティビストはなぜ戦争に反対するか」と題して講演していただきました。「日常の延長に気候も政治も語る社会にしたい」とeriさん。「デモは学びの場」「社会は変えられると確信できる場を」―国会前に万単位の人が駆けつけるのが「日常」になりつつあります。コールを事前に練習したり集会タイトルを変えたり(最新は「めちゃくちゃな政治に抗議します」!)、常に新たな挑戦を惜しまない努力と工夫があることも知りました。「楽しそうと思える活動を」とも。海の向こうのDSA(民主的社会主義者アメリカ)の若い仲間も、同様の姿勢を語っています。社会を変える学びと行動の楽しさを、私もぜひ広げたい。戦争反対、9条守れ。(弁護士・日本共産党参院議員)
東京民報2026年8月30日号より










