有料WEB紙面版 9月4日号

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【1面】

  • ◇2023統一地方選 共産党予定候補 挑戦への思い◇ ジャズシンガーから市議選へ 多摩市 ひろせ久美さん 「音楽は私の原点」文化を大切にする党に共感
  • 戦前の遺物、改憲の一歩 安倍「国葬」やめろ!市民集会
  • コラム・一分
  • 新型コロナ感染 都内の状況
1s-3

【2面】

  • *クローズアップ地方選*「聞こえは人権」日本共産党 補聴器購入に補助を
  • 超党派で撤回させよう 羽田新ルート 市民と議員が共同宣伝
  • ウクライナ侵略から半年 市民らがキャンドル行動
  • 統一協会関連イベント 西東京市が後援取り消し
  • あきる野市長選が告示 数野氏「新しい市政に」
  • フラッシュ@T
2s-3

【3面】

  • オスプレイ 飛行停止の詳細を示せ 防衛省に宮本、山添氏ら
  • 巨大シールド工事は未成熟 外環ネット 事故原因を探る講演会
  • 「弔意」押し付けないで 東京母親大会が都に要請
  • 【連載コラム】首都直下地震に備える➁ 地震が続くメカニズム
  • とうきょう人
  • 街角情報
  • とうきょうクロスワード354 まちがいさがしポカポ家族 詰碁・詰将棋 問題と答え
3s-3

【4面】

  • 街角の小さな旅㉕ 長谷川町子記念館・美術館とその界隈 ヒューマニズムを生涯のテーマに
  • シネマの時間『失われた時の中で』今なお残る枯葉剤の影響
  • フラヌ~ル遊歩者通信48 無花果
  • パシャ
  • みんなの広場
  • (漫画)ママはminminギャルママ(311)
4s-3

◆テキスト版◆

 以下に、各面のトップ記事などを一部、テキスト版で公開しています。

1面 ◇2023統一地方選 共産党予定候補 挑戦への思い◇ ジャズシンガーから市議選へ 多摩市 ひろせ久美さん

「音楽は私の原点」文化を大切にする党に共感

 来年は4年に一度、多くの区市町村首長と議員が任期満了を迎え、改選となる統一地方選挙の年です。私たちが住む街の今と未来を託す人たちを選ぶ、最も身近な選挙となります。日本共産党からは、多彩な経歴をもつ人たちが、さまざまな思いを胸に地方議会に挑戦します。そこには日本共産党との出会いから始まる人生ドラマがあります。出馬を決意した新人予定候補をシリーズで紹介します。1回目は多摩市議選(定数26人、日本共産党・現有5)に挑む、ひろせ久美さん(46)です。

音楽家の生活補償 運動で政治動かす

 「国会中継を見ていて共産党には少し興味があったぐらい。党員になる気など、まったくありませんでした」。そんな、ひろせさんが、リアルの共産党と出会ったのは3年前、コロナ禍でジャズドラマーの夫の収入がゼロになり、貯金を取り崩しての厳しい生活に陥った時のことです。

 そんな時、「困っていること、何かありませんか」と声をかけてくれた、赤旗日曜版を配達・集金をしていた地元の共産党員に相談してみました。紹介してもらった共産党事務所にメールすると「運動をしましょう。行政への働きかけで力になるのは、現場からの声です」との返信がありました。ひろせさんは「そんなことを言われても」と、困惑しましたが「このままじゃいけない、やってみよう」と考え直し、音楽仲間にフェイスブックで呼びかけると、賛同者が広がり、ミュージシャンの生活補償を求める活動が始まりました。

 役立つと思われた持続化給付金は、収入を「雑所得」で確定申告していたミュージシャンは、給付対象外とされました。ひろせさんは、税務署から演奏家は雑所得でと言われて申告をしていたのに、それが除外の理由だなんて納得できませんでした。自らのことと合わせて、同じ理由で生活に困っているミュージシャン仲間を助けたいという思いが募りました。

 インターネットで要請署名を呼びかけると、短期間に約4万人から賛同が寄せられ、大手新聞も取り上げました。国会での追及にもつながり、持続化給付金は事業所得の個人事業主だけでなく、雑所得、給与所得の個人事業主、フリーランスも給付対象となり、大きな成果に実を結びました。

 「要望書すら書いたこともなかったのに、目標が達成できたのは協力してくれた人たちがいたからです。主要な政党に要請にも行きましたが、その中で私たちの声を政治に届けることにおいて一番信頼できたのが共産党の人たちでした。宮本徹さん(衆院議員)、笠井亮さん(同)が私たちの声を聞き取り、国会で取り上げてくれました」

 自らの体験を通して、音楽、文化を大切にし、困っている人たちを助けるために力を合わせて頑張る日本共産党に共感した、ひろせさんは、共産党への入党を決意。その後、共産党南多摩地区委員会で非常勤の職員となります。そして、今期限りで勇退する板橋茂市議(6期)の後継にとの要請に、「これまでの経験を生かして、困っている人のために自分ができることをやってみよう。板橋さんのような信頼される議員になりたい」と決断しました。

もっと音楽が身近な街に

 出身は「魚と、富士山の伏流水のおかげで水がおいしい」という静岡県沼津市。毎日、富士山を見て育ちました。「物心がついた時から歌が好きでした。たまたまついたボイストレーナーが、ジャズだったことがジャズを始めたきっかけ。即興的で自由、みんなで一つの音楽をつくることができるのが魅力です」

 ジャズに魅了された、ひろせさんは会社員をしながら、地元のライブハウスやホテルなどのステージにジャズシンガーとして立つようになります。「音楽は私の原点」という、ひろせさん。結婚して移住した多摩市でも歌手活動を続けています。

 「コロナ禍でずっと家にいなければならなかった時も、音楽を聴くと元気をもらえます。生きづらい社会になっているからこそ、なおさら生の歌や演奏、文化が必要です。もっと音楽が身近な街にしたい」。この思いは、市議選への抱負でもあります。

 小学2年生の息子の子育て真っ盛り。赤旗日曜版も息子を車に乗せて配ります。「子育てしながら市議に挑戦することは、大変なことだと思いますが、自分にできることを精一杯やるしかありません」と語る、ひろせさん。物事に動じず、何事も前向きに捉えるおおらかさは、日本一の富士山とジャズが育んだのかもしれません。

2面 *クローズアップ地方選*「聞こえは人権」日本共産党 補聴器購入に補助を

加齢性難聴への支援求める

 加齢とともに聞こえづらくなる「加齢性難聴」の高齢者が増え、聞こえの問題が高齢者の社会参加の障壁となっていることが分かってきました。うつや認知症を引き起こす要因ともなるとの研究結果もあり、その対策として補聴器の効果が期待されています。一方、機器が高額な上に、専門家による調整を行う仕組みが十分整っていないことがネックとなって普及が進んでいないのが実態です。日本共産党は8月24日、厚生労働省から加齢性難聴者への対策について説明を聞き、公的助成を含む対策の強化を求めました。同党は来春の統一地方選で聞こえの支援を公約に掲げ、補助実現につなげたい考えです。

23区で広がる補助

 高齢者が国の助成金制度を利用して補聴器を購入する場合、障害者総合支援法の補装具費支給制度を利用するしかありません。しかし条件が厳しく、かなりの重度難聴でなければ適用されません。東京23区でつくる特別区議会議長会は昨年、政府に対し、補聴器の購入費用への補助と継続使用ができる仕組みづくりを求める要望書を提出しています。

 一方、都民運動や日本共産党の議会論戦などもあって、都内自治体では支援法に該当しない高齢者を対象に、補聴器購入への支援が広がっています。区部では2019年には6区だったのが、22年8月現在、16区に拡大(一覧参照)。19年から7回の陳情・請願が出された品川区でも実施の方向で動いています。

 今年4月から助成を始めた港区では、「加齢による聴力の低下のため、日常生活に支障がある」60歳以上の区民を対象に、住民税非課税者は13万7000円を上限に、補聴器本体と付属品の購入を補助します(住民税課税者は購入費の半額で6万8500円が上限)。「補聴器相談医」「認定補聴器技能者」とも連携し、購入前からの相談から購入時の機器の調整、アフターケアまで対応します。

実態調査し施策を

 厚労省への聞き取りには、日本共産党の宮本徹衆院議員、山添拓参院議員のほか、清水とし子都議、区市町村議員・予定候補らが参加。聞こえの問題を抱える高齢者の生活実態を紹介し、3年ごとに改定される次期介護保険事業計画(2024年~26年)の策定に向けた調査の実施、補聴器の購入助成や装着・調整・使用に際しての専門家による支援を求めました。

 参加者は「片側12万円もした補聴器の片方を紛失して数年たっている。早口だとさっぱり聞き取れない。難聴の高齢者が日常、不自由なく暮らしているかどうか、しっかりつかんでほしい」「自分にあう補聴器を探すのに1年かかった人もいる。(補聴器を調整する専門家の)認定技能者をもっと養成してほしい」「施策は高齢者の生活実態を踏まえていない。高齢者を孤立させないという決意で取り組んで」などと、切実な要望を訴えました。

 宮本議員は「聞こえの問題は人権問題。誰もが等しく情報が得られるように支援しないといけない」と強調しました。

 厚労省の担当は「聞こえは人権問題であり、情報を得ることは大切ということでは同じ認識」「幼児期から高齢期まで、切れ目のない支援策を行っている」とのべたものの、加齢性難聴と認知症との関連は「研究中」とし、補聴器購入の補助については「幅広い議論が必要」と答えました。

3面 オスプレイ 飛行停止の詳細を示せ

防衛省に宮本、山添氏ら

 米空軍が特殊作戦機CV22オスプレイ全機の飛行を一時停止して地上待機とした問題で、日本共産党の宮本徹衆院議員、山添拓参院議員、尾崎あや子都議は、横田基地周辺の地方議員、住民とともに8月24日、防衛省の対応をただしました。参加者は、「重大な事故につながりかねない。オスプレイは横田基地から撤去すべきだ」と迫りました。

 米軍は横田基地にもCV22オスプレイを6機、配備しており、これらも地上待機の対象になっています。

 不具合は、プロペラとエンジンをつなぐクラッチが、何らかの原因で滑るというもの。2017年以降で4件、過去6週間で2件、起きたとされています。

 宮本、山添両氏がどのような不具合か説明するよう求めたのに対し、防衛省は「米軍に詳細な情報を提供するよう求めている」と繰り返しました。

 また、今回の措置は「特殊作戦コマンドの独自の判断」だとして、海兵隊のMV22オスプレイは飛行を継続し、自衛隊のオスプレイについても飛行を停止しないと説明しました。

 海兵隊については、同様のクラッチの不具合を2010年に把握して、対応するためのパイロットの訓練も実施しているとしています。防衛省は、自衛隊のオスプレイについても、不具合の情報が提供され、対処法を訓練していると説明しました。

 宮本、山添両氏は、「自衛隊機については、不具合や対処法の訓練の内容を、説明できるはずだ」と求めましたが、防衛省側は明らかにしませんでした。参加者から「不具合を知りながら、説明せずに配備したとしたら問題だ」との指摘も出されました。

 地方議員や住民は口々に、「事故が起きたら、大変なことになる。よくこんな機体を飛ばしていたな、と恐ろしい」「横田基地への配備は10機に増やすとしているが、それどころか、ただちに撤去すべきだ」と求めました。

 また、日本側が報道で飛行停止を知って問い合わせるまで、米軍からの連絡がなかったとの説明に、宮本、山添両氏は「こんなに重大なことなのに、説明がなかったなど、とんでもない。事故率も高く危険なオスプレイを、日本から撤去すべきだ」と指摘しました。

米専門紙の報道では…

 飛行停止の原因となった不具合については、アメリカの軍事専門紙が詳細を報じています。

 「ディフェンス・ニュース」の報道によると、不具合を起こすクラッチはエンジンと、プロペラのギアボックスをつなぐもので、滑る原因は不明です。

 クラッチが滑ることでプロペラは動力を失いますが、オスプレイは二つのエンジンがあるため、瞬時にもう一つのエンジンがプロペラとつながって、動力を提供するように設計されています。

 この動力の移行の過程で、機体にかかる「トルク」(物体を回転させる力)も変化します。それによって機体がよろめき、緊急着陸を余儀なくされると、ディフェンス・ニュースは報じています。

 米空軍と海兵隊で対応が分かれた理由について同紙は、作戦上の理由だとしています。

 海兵隊のMV22は水陸両用船など海上から離陸することが多いのに対し、空軍の特殊作戦に使用するCV22は地上から離陸することが多くなります。土煙の影響や敵の攻撃などを考えると、CV22はより素早く離陸する必要がある、との米軍関係者のコメントを伝えています。

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