三鷹市の河村孝市長は7日、市立小中学校のトイレの洋式化の問題で、「市内22校のトイレの総点検を行い、早急に洋式化率の低い学校から改修を進めていきたい」との考えを明らかにしました。開会中の市議会本会議で、共産党の紫野あすか市議の一般質問に答えたもの。
学校トイレの改修を巡っては、先の市議選で子どもたちから「臭くて汚い。何とかして」との切実な要望を紫野市議が受け、老朽化したトイレの洋式化などの改修を公約。初当選後、学校を視察し、実態を調査。「トイレの問題は教育問題そのもの。子どもたちの健やかな成長のためにも、リラックスできるトイレを」として、市に対し全学校の総点検と早期の改修を求めました。
紫野市議は「子どもたちの声を議会に届けると約束した事が一つ果たせました。傍聴席は初質問を聞きに駆けつけてくれたみなさんで満席でした。応援してくれたみなさんに感謝したい」と語っています。
(東京民報2019年6月16日号に掲載)