フラッシュ@TokyoWeb版 緊急小口資金を延長、狛江市 巨大絵手紙が刷新、昭島市長・市議補選 市民と野党が共同候補、など〈9月27日号より〉

緊急小口資金を延長

 政府は新型コロナウイルス感染拡大の影響で減収となった人に最大20万円を特例で貸し付ける「緊急小口資金」について、9月末としていた申請期限を12月末まで延長します。厚生労働省は、厳しい雇用情勢が続き、申請が後を絶たないためとしています。

 失業や減収した人に月最大20万円を原則3カ月まで貸し付ける「総合支援資金」の特例期間も年末まで延長します。2つの資金は共に無利子で、申請窓口は市区町村の社会福祉協議会。緊急小口資金は労働金庫や一部郵便局でも申し込みが可能です。詳しくは各区市町村社会福祉協議会または区市町村。

狛江市 巨大絵手紙が刷新

 絵手紙発祥の地とされる狛江市の名物ともなっている、小田急狛江駅北口の巨大な絵手紙が約10年ぶりにリニューアルされました。地下駐車場排気筒壁面に描かれ、縦4㍍、横3㍍の大迫力。絵手紙には、多摩川とシラサギなどが描かれ「多摩川がある 富士山も見える 大元気」との文字が添えられています。

 作者は前回と同じ小池邦夫さん(79)。市内在住で絵手紙の創始者として有名です。市政施行50周年の記念事業の一環で、全国から集まった絵手紙が市役所2階ロビーで今月27~30日(午前9時~午後5時、27日は午後1時まで)まで展示予定です。

八王子市 学生支援で給付金

 八王子市では、新型コロナの影響で、経済的に困窮し、修学の継続が困難となった学生への支援として1人10万円の特別給付金を支給し300人以上が申請しました(8月31日が1次締め切り)。その後、共産党市議団の一般質問に答えて、第二次募集を実施し、その際に支給要件である学業成績の緩和や、奨学金利用者も対象とすること、アルバイト収入の減収基準の緩和などを明らかにしました。

昭島市長・市議補選 市民と野党が共同候補

 「市政をチェンジ!市民連合昭島」は17日、記者会見を行い、10月4日告示、11日投票で行われる昭島市長・市議補選にむけ、市長選挙に黒川雅子氏、市議補欠選挙に山花のり子氏の擁立を発表。立憲民主党、日本共産党、社民党が支援を表明し、生活者ネットの市議会議員が同席しました。

 黒川氏は、「市民の声を聞き力を合わせて災害に強い街づくりを」などと表明。山花氏は30年間の美術教員生活に触れ、「子どもの貧困=保護者の貧困の解決を」と語りました。

 松村亮佑・日本共産党立川昭島地区委員長は、「2人の無党派市民が立候補し、野党がまとまって闘えるのは画期的。短期決戦だが、地域の力関係を超えた変化をつくりたい」と語っています。

(東京民報2020年9月27日号より)

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