再び「赤紙」配らせない 母親大会 太平洋戦争開戦日に宣伝〈12月20日号より〉

 東京母親大会連絡会(東京母親大会)は8日、太平洋開戦記念日にあわせて都内各地で宣伝行動を行いました。御茶ノ水駅前では労働組合などから25人が参加。道行く人に赤紙(旧日本軍の召集令状)の写真を掲載したチラシを配布して、マイクで反戦を訴えました。

反戦と核兵器廃絶を訴える参加者=8日、千代田区

 東京母親大会の木原秀子委員長は最初にマイクを握り「79年前の12月8日、日本軍がハワイの真珠湾への奇襲攻撃を行い、無謀な太平洋戦争に突入した日です」と切り出しました。

 その上で「この戦争で310万人の日本人と2000万人のアジアの人々が犠牲になりました。日本が再び戦争を起こすことのないよう、この日を忘れないために世界から核も基地もなくし、平和を守ろうと全国で一斉に訴えています」と述べました。

 参加者が次々と「大切な人を二度と戦地へ送ってはいけない」「技術は平和に役立てたい」などと、それぞれの立場から訴えかけました。

 寒空の中で平和への思いを胸に「ぜひ、核兵器廃絶署名に思いを託してください」と訴え、協力を呼びかけました。
(東京民報2020年12月20日号より)

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